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猫と小判とArchLinux

これはArch Linux Advent Calendar 2015の8日目の記事です


ArchLinuxを使うことになった経緯

私は基本的にずーーっとMicrosoftユーザーでしたが、その経緯や涙あふれる感動の嵐(ただし青い)はここではスキップすることにします。根っからのWindowsユーザーがなぜLinuxを使うことになったのかというと、相次ぐVPSサービスの開始があり、VPSではまぁ普通はLinuxを使うものだと思っていて、しょうがなく使い始めたような気がします。それはこのプレスリリースを見て「980円!安~」と思った勢いで始めたので時期は2010年の冬あたりですね。そう、丁度震災の少し前でした。

それまでWindowsばっかりでしたが、UNIX系には触れる機会は何度かありました。大学にはSolaris*1がありましたし、IRIX*2上でOpenGL*3で遊んだこともありました。家でFedoraを試したりSuSEも少しだけ入れてた時期もありました。しかしその当時私が使いたいソフトウェアはWindowsMacでしか動かず、基本はやっぱりWindowsでした。使いたいソフトウェア、一部のユーザーにとってとても有用なソフトウェアがWindowsMac(OSX)でしか動かないのは残念ながら今も同じです*4。逆もしかりですが。

それはさておき、VPSのディストリはCentOS 5でした。CentOS全体をディスるつもりはないのですが、まぁちょっと気に入らないとこがあったんですね。理由はブート時にコンソールを見ていると"Starting Sendmail:"で固まったかと思うほど待たされること。もちろん、ググればすぐ解決するようなことなんだけど、そもそも、なんでsendmailなんてものが入っているんだ??*5

この感覚、わかりますかね。買ったばっかりのWindowsPCなのにスタートをクリックするとプリインストールされたゴミみたいなソフトがわんさか入ってる、あの感覚。「駅すぱあと」とか「AOLインスタントメッセンジャー」とか「なんとかかんとか簡単セットアップ!」とか、一生クリックしないアイコンのコレクション。これと近い感覚をCentOS5に感じてしまったのです。「くそ、最初から余計なもの入れやがって!」。


私の好きなことわざに「猫に小判」があります(もっとも、知ってることわざなんて数個ですけども)。意味は

価値の分からない人に貴重なものを与えても何の役にも立たないことのたとえ。

だそうです。これはこれでよい教えですが、私が好きな理由はUNIXパロディ版がまた面白いからです。そっちの文脈での意味は

catコマンドにはその作者が便利と思って実装したオプションがたくさんあるが、ユーザーの99%はそれを使わない。

です。これは記憶で書いてるので、原文を見たい方は「C言語を256倍使うための本」を古本屋で探してみてください(ちなみにめっちゃおもしろい本です)。

たぶん、私にとってsendmailなどもろもろのプリインストールソフトは「猫に小判」だったんです。価値がわからないだけでなく邪魔でしたがね。そんなこんなで、CentOS以外のディストリを試して回ったり調べたりして、小判がほとんど入ってないディストリ、ArchLinuxを知ったのでした。どうやらこれは猫向けです。

これをなんとかVPSに入れてやろう。幸いさくらのVPSは再インストールボタンで簡単に初期状態に戻せるので試行錯誤ができました。スワップ領域の1GBを潰してArchLinuxのISOをそこに書き込んで、GRUBにそこからブートさせるという方法です*6スワップ領域を潰してISOからブートさせていた先駆者のブログ記事に助けられました。当時私の持ってるPCはCoreSolo 1GHz*7のノートPCだけでして、VMXにも対応しておらずドライブの空きの問題もあり、仮想マシンで試すより実際にVPSでやるほうが早かったのです。こうして私は人生初なのにいきなりVPS上でArchLinuxを使い始めたのでした。*8

私は猫だが、ここに小判はない。猫が価値を認めないものは何一つ入っていない。価値を認めたものだけ後で入れればいい。


...とはいえ、catコマンドのオプションを何一つ使ったことが無いのは認めざるを得ないところです。 *9


*1:zfsの故郷

*2:xfsの故郷であり、OpenGLの前身(IRIS GL)の故郷

*3:当時のOpenGLは1.2か1.3で、今のOpenGLとは別物でした。いわゆるRGB本が教科書の時ですね。このときはみんなglPushMatrix()で何かを積み上げていました。

*4:The "Linux Sucks" SeriesでBryan Lundukeは特に生産者向けのマルチメディア、作曲や動画編集の環境がLinuxではとても厳しい状況であると指摘しています。

*5:CentOSのために言っておくと、とっくに解決されてると思います。・・・よね?

*6:当時はISOアップロード機能がなかったのです

*7:今もネイティブでArchLinuxいれて現役です

*8:もしあの時sendmailが私をイラつかせなかったら、私はCentOSユーザーになっていたかもしれません。人生は不思議です。

*9:今見てみたけど、-sくらいは覚えておいてもいいかもしれない